預貯金をする目的も保険に入る目的もほとんど変わりません。それならばなぜ、人は保険に入るのでしょうか。
預貯金だといつでも使えてしまうのでお金がたまらない。保険だと途中でやめたら損という意識が働いてなかなかやめられないので、貯蓄代わりに保険に入る、という人もいます。
確かに、「預貯金は目的を持たせられないが保険は目的を持たせられる」という言葉もあるとおり、保険による貯蓄機能は長生きのリスクや高学歴のリスクがクローズアップされるにあたって、非常に重要視されてきています。
しかし、預貯金との最大の違いは、万一の場合のリスクに対応するスピードの速さです。
例えば、万一の場合に備えて1,000万円を準備したいと考えます。生命保険では月々20,000円の保険料とすると契約したその日から1,000万円を確保できます。これに対し、銀行の預金で月々20,000円を積み立てると約41年後にようやく目標の1,000万円に達します(利息除く)。
極端なことを言えば、第一回目の保険料を支払っただけで亡くなる可能性もあります。
預貯金では一回分の積立にしかなりませんが、生命保険であればたった一回の保険料支払いでも何千万円という資金を大切なご家族に遺せます。生命保険は加入すれば即リスクに対応することができるのです。
この仕組みを表わす言葉に「預金は三角、保険は四角」という有名な言葉がありますが、ここに生命保険と預貯金の大きな違いがあり、生命保険が「人間の英知の結晶」といわれる理由があるのです。
生命保険の基礎知識に、「貯金は三角、保険は四角」という保険の特質がよく分かる格言のような言葉があります。ぜひ覚えてください。
図を見てください。貯金でお金を貯めようとすると、仮に月2万円を銀行に貯金すると1年後に24万円になります。(利息は除いて考えます)。5年後はどうでしょうか、24万円×5年=120万円となります。保険も同様に年間24万円、5年間では120万円同じです。しかし、もし5年後に万一のことが起こり亡くなったとすると、貯金と保険ではどのように違うでしょうか。銀行の場合、受け取れる金額は120万円です。しかし生命保険の場合は、最初から保障が1000万円あるので、受け取れる金額は1000万円です。
保険の場合は最初から1000万円が確保されているのです。貯金と保険の違いが明確にわかりますね。







