以下の格付定義は、外貨建て・自国通貨建ての格付に適用されます。「BBB-」(BBBマイナス)以上の格付は「安全」、「BB+」以下の格付は「不安定」とみなされます。
| AAA |
支払能力は極めて高い。支払いの中断や停止の可能性が最小レベルであり、保険契約者債務やその他の契約債務を遅滞なく履行する能力は極めて高い。予想される状況変化により支払能力が損なわれる可能性は極めて低い。 |
| AA |
支払能力は非常に高い。支払いの中断・停止の可能性は非常に低く、保険契約者債務やその他の契約債務を遅滞なく遂行する能力は非常に高い。予想される状況変化から著しい悪影響を受けることはない。 |
| A |
支払能力は高い。支払いの中断・停止の可能性は低く、保険契約者債務やその他の契約債務を遅滞なく履行する能力は高い。しかし、事業環境・経済環境の変化によって受ける影響は、上位格付の場合よりも大きい。 |
| BBB |
支払能力は十分。支払いの中断・停止の可能性は現状において低い。保険契約者債務やその他の契約債務を遅滞なく履行する能力は十分であるが、事業環境・経済環境の悪化から影響を受けやすい。同格付は「安全」とみなされる格付水準の下限である。 |
| BB |
支払能力は不十分。支払いの中断・停止の可能性があり、特に長期にわたる経済・市場環境の悪化から不履行が発生する可能性が高い。しかし、事業あるいは財務的な代替的手段により、保険契約者債務やその他契約の債務を遅滞なく履行することは可能である。同格付、またはそれ以下の格付を付与された契約者債務は、「不安定」とみなされる。 |
| B |
支払能力は不安定である。同IFS格付は、以下の二通りの状況に適用される。債務が遅滞なく履行されている場合、支払いが将来中断・停止されるリスクは大きいものの、限定的ながら支払能力が認められることを示す。当該会社が継続して債務を遅滞なく履行するには、良好な事業・経済環境が持続すること、市況が有利であることが必要である。一方、支払いが中断・停止している場合には、当該債務の回収の可能性が極めて高いと考えられる。かかる債務の回収率格付は「RR1」(債務不履行に陥った場合、予想回収率は極めて高い)となるであろう。 |
| CCC |
支払能力は非常に低い。「CCC」のIFS格付は、以下の二通りの状況に適用される。債務が遅滞なく履行されている場合には、将来、支払いの中断・停止が実際に起こる可能性が高いことを示す。当該保険会社が債務を遅滞なく履行し続けることができるか否かは、良好な事業・経済環境の継続および市況いかんによる。支払いが中断・停止している場合には、契約者債務の予想回収見込みが「非常に高い」から「平均的水準」であることを示す。したがって、かかる債務の回収率格付は「RR2」(債務不履行に陥った場合、予想回収率は非常に高い)、「RR3」(債務不履行に陥った場合、予想回収率は十分な水準にある)、「RR4」(債務不履行に陥った場合、予想回収率は平均的な水準にある)のいずれかとなるであろう。 |
| CC |
同IFS格付は、以下の二通りの状況に適用される。債務が遅滞なく履行されている場合においても、支払いが将来中断・停止することが予想される。支払いが中断・停止している場合には、契約者債務の予想回収見込みが「平均的水準」から「平均以下」であることを示す。したがって、かかる債務の回収率格付は、「RR4」(債務不履行に陥った場合、予想回収率は平均的な水準にある)または「RR5」(債務不履行に陥った場合、予想回収率は平均以下である)となるであろう。 |
| C |
同IFS格付は、以下の二通りの状況に適用される。債務が遅滞なく履行されている場合においても、支払いの中断・停止が間近であると考えられる。支払いが中断・停止している場合には、契約債務の予想回収見込みが「平均以下」から「低い」ことを示す。かかる債務の回収率格付は、「RR5」(債務不履行に陥った場合、予想回収率は平均以下である)または「RR6」(債務不履行に陥った場合、予想回収率は低い)となるであろう。 |